間もなくやってくるゴールデンウィーク。
こどもの日の象徴といえばやはり
青空に泳ぐ大きな鯉のぼりですね。
日本に古くから伝わる伝統の品が
なんとアメリカからやって来ました。
全長280cm、おそらく1940年代頃のものと思われます。
荒めのコットン製で全てがハンドペイント。
力強いラインと大胆な配色は
はっとするほどの勢いを感じます。
もっと近づいてよく見ると、
少し剥落していますが金彩も見られます。
アメリカに渡った日本人が持ち込んだものだと思いますが、
長い年月を経てはるばる日本に帰ってきたわけですから
なんだかロマンを感じてしまいますね。
連れて帰ってきた張本人、
帰国ほやほやのバイヤーたかちゃんのアイディアで
なんと鯉のぼりがストールに生まれ変わりました。

と言っても、そのまま首に巻いただけなのですが。
それだけでこの存在感!
実際に巻いてみると模様や配色がなんとも今っぽいのが不思議です。
しかし鯉のぼりをストールに。
なんと言ってもこの発想力には脱帽です。