2017年5月29日月曜日

Victorian-Edwardian jacket(5/29)


シリンダーの水を入れ替えようとしたら、

はらはらと散ってしまった花びら。

まだ生き生きとして美しいですね。


本日は100年経った今に残される、

アンティークのジャケットをご紹介します。

おそらく1900年代初頭、

ヴィクトリアン〜エドワーディアンに差し掛かる頃のドレス。

元々はスカートと合わせて

ツーピースで作られたものです。

時代がアール・デコへと移り変わる手前、

胸元からウエストにかけて絞り、

ヒップに向けてS字カーブを描くのが女性の理想とされた時代です。


シルクの中でもざっくりとした織り地でしゃり感のあるシャンタン織り。

細い首周りから肩を覆うようにレースがたっぷりと載せられています。

その手仕事の細かさは圧巻。

1センチにも満たない幅のリボンの間に、

細かく橋を渡すように一定のテンションでまつられたレースの模様。



バックスタイルも同じようにレースが施されています。

ヴィクトリアンの醍醐味は、表からの美しさだけではなく、

裏打ちされた縫製にも注目したい。



ウエストはきつくコルセットで締め上げ、

体に添わす為の苦労はここにあります。

現代のように化繊がないゆえに、ストレッチがありません。

いくつものパネルを組み合わせて体に添わせる形を作っていました。


初めてヴィクトリアンジャケットを見たときの驚きは、

今でも覚えています。

アンティークに引き寄せられた強いきっかけはこの時代でした。

やっぱり飾り物としてではなく、

大切に残しつつ、着こなして欲しいなという思いは、

強くあるので、

いつかちゃんとスタイリングでお伝えできたらいいなぁと思います。

袖を通してこそファッションは生き続けます。

時代を越えて再び人の手に渡ったとき、

その服にとっても、引き取り手にとっても、

その行先に素晴らしい歩みがありますように。



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