2016年1月27日水曜日

Mesh bag -WHITING&DAVIS.co-(1/27)

古いアンティークのバッグは使いにくいものが多い。

分かってはいるんですが、惹かれてしまいます。


小さなバッグをまるでキャンバスのように、

沢山のビーズを敷き詰めていたり、貝殻を並べて見たり。

見えない底にも模様が書かれていたり、

バッグを開くと全く違う絵柄が広がっていたり。


ああまた使えないもの買っちゃった!と思うのですが、

バッグを見ると可愛くてたまらず、後悔はありません。


アンティークのバッグも様々なバッグがありますが、

本日は持ち歩ける小さな芸術品に近い逸品をご紹介します。

うんと目を凝らして、じっくりと眺めてください。

"Dresden mesh bag"と呼ばれ、細いメッシュで編んでいます。

ドレスデンとはドイツにある都市の名前で、

このメッシュはドレスデン&ヴァイスによって開発されました。


1920's〜1930'sの頃のアンティークで、

アールデコのブームと重なるように人気はピークを迎えていたそう。


その目の細かさは、本当に金属なのかどうか疑わしい程。

触れてみると滑らかに肌に馴染みます。


ファンデーションの宣伝文句のようですが、触れてみると分かります。


この見事なプリントはステンシルで施したエナメル塗装です。

ぼんやりとしたその絵はまるでモネの絵画のよう。
色彩も然ることながら、

絵と相まってがま口の水色も見事なバランス。

がま口の内側には"WHITING&DAVIS.co"の文字が入っていますが、

その名の通りホワイティング&デヴィス社製。


細かいメッシュの他にもメタルバッグもあります。

この会社が特許を取得してこのバッグを制作していたようなので、

おそらくですがこのメッシュのバッグは

この会社でしか取り扱いがないようです。



調べてみると1940年代頃、

第2次世界大戦の始まるタイミングで一旦生産は停止。

戦後にまたスタートしています。


現代に必要とされるデザインよりも耐久性や機能性、

いかに日常に馴染み、合わせやすくて長持ちするかどうか。


当時このバッグを製造するに辺り、その観点はあったのでしょうか。


物の価値について考えさせれるような逸品です。

約100年も近く、

このコンディションで要られた事は奇跡に近いと思います。


とても貴重なものですので、

是非この機会にお手に取ってごらんください。


それでは本日も皆様のお越しをお待ちしています。


HAIGHT&ASHBURY
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