"BING CROSBY"のLEVI'Sのジャケットと言えば、
ヴィンテージ好きな方はご存知なはず。
1951年代に世界でたった201枚だけ生産された、
特別なリーバイスのジャケットの事。
※もしや!と心躍らせた方には先にお伝えしておきますが、
ジャケットの入荷情報ではありません。
アメリカで有名な歌手であり俳優でもあったクロスビー。
今も尚、クリスマスシーズンになると、
日本でも街中にはビングクロスビーの歌が聞こえてきます。
名前を知らなかった方でも、
きっと一度は歌を耳にしたことはあるはずです。
彼がとあるカナダのホテルに向かった所、
全身デニムの服装でカジュアルな装いとみなされ、
入館拒否をされます。
それを知ったリーバイスが
どんな高級ホテルでも絶対に入れるように、
彼の為に作ったデニム製のテーラードジャケットがこちら。
内側のレザーパッチには、
ホテルマンに向けたメッセージが書かれている程。
それがこの彼が着ているジャケットであり、
リーバイスから贈呈されたものなんです。
実は今年、リーバイスから復刻が出た事が少し話題になりました。
それも当時と同じ201枚の限定生産。
既にレアになっているのではないでしょうか。
実は5~6年程前、ヘイトには一着このジャケットがありました。
正直とても手の出る価格のものではありません。
このジャケットの値段以上のものをヘイトで見た事がない。
購入して下さった方も探して探して、
ようやく出会う事の出来た一着だったそうです。
ここまでジャケットの話しをしておいて言うのもなんですが、
先程申し上げたように、
今回ご紹介するのはジャケットではありません。
大きなラペルが存在感たっぷり、
そこにちょこんと付いた胸元のコサージュのようなレッドタブのピン。
お店で何度も目にしているうちに、
とてもかわいいなと思っていたので、よく覚えていたのですが、
まさかまたお目にかかれる日がくるなんて。
しかもバッチのみ!
ジャケットはもちろん大変貴重なものなので、
この先出会えないかもしれませんが、
これもなかなか無い出会い。
タブを並べて、リベットを付けてただけなのに、
なんて斬新で粋なはからいなんでしょう。
真っ赤なコサージュがデニムに彩りを添えます。
もちろん、昨日のブログでご紹介したように
レザーのジャケットに合わせても◎
ピンを通さず、ボタンをうまく使っています。
ちょっとだけ洒落を効かせてみては?
それでは本日もご来店お待ちしています。
HAIGHT&ASHBURY